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この記事でわかること
ドローンの国家資格(無人航空機操縦者技能証明)を取得するには、登録講習機関(ドローンスクール)で講習を受けるのが一般的です。しかし、スクールの数は全国に数百以上あり、カリキュラムや費用もさまざまです。
この記事では、ドローンスクールを選ぶ際のチェックポイントと費用相場を解説します。
ドローン国家資格の取得ルート
国家資格の取得には2つのルートがあります。
| ルート | 内容 | メリット |
|---|---|---|
| スクール経由 | 登録講習機関で講習を受講 → 修了審査に合格 → 指定試験機関で学科試験 | 実地試験が免除される |
| 直接受験 | 指定試験機関で学科試験 + 実地試験を直接受験 | スクール費用がかからない |
実地試験の免除を受けられるスクール経由が主流です。
スクール選びの5つのチェックポイント
1. 登録講習機関として登録されているか
国家資格に対応するスクールは、国土交通省に登録講習機関として登録されている必要があります。登録されていないスクールで講習を受けても、実地試験の免除は受けられません。
確認方法: 国土交通省のウェブサイトで登録講習機関の一覧を確認できます。
2. 取得したい資格に対応しているか
| 資格 | 対応コース |
|---|---|
| 二等操縦士 | 多くのスクールが対応 |
| 一等操縦士 | 対応スクールは限定的 |
| 限定変更(目視外飛行・夜間飛行) | スクールにより対応状況が異なる |
一等操縦士の講習に対応しているスクールは限られるため、事前の確認が重要です。
3. 費用は適正か
ドローンスクールの費用相場は資格の種類と経験の有無で異なります。
| コース | 費用相場(目安) |
|---|---|
| 二等操縦士(初学者) | 20〜40万円程度 |
| 二等操縦士(経験者) | 10〜20万円程度 |
| 一等操縦士(初学者) | 50〜100万円程度 |
| 一等操縦士(経験者) | 30〜50万円程度 |
注意: 上記は各スクールの公表情報に基づく概算です。正確な費用は各スクールに直接お問い合わせください。
4. カリキュラムの内容
登録講習機関の講習には国が定めた最低基準がありますが、スクールによって独自のカリキュラムを追加している場合があります。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 座学の時間数 | 法令・気象・安全管理等 |
| 実技の時間数 | 飛行実習の時間 |
| 使用する機体 | 講習で使用するドローンの種類 |
| 屋外 or 屋内 | 天候に左右されない屋内施設の有無 |
| 少人数制か | 受講生1人あたりの実技時間 |
5. 通いやすさとスケジュール
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 自宅・職場からのアクセス |
| 受講期間 | 連続日程か、週末のみか |
| 振替制度 | 欠席時の振替が可能か |
| 宿泊施設 | 遠方の場合の宿泊対応 |
受講から資格取得までの流れ
Step 1: スクールを選んで申し込む
上記のチェックポイントを確認し、スクールに申し込みます。
Step 2: 講習を受講する
座学と実技の講習を受講します。
Step 3: 修了審査に合格する
スクールが実施する修了審査に合格すると、修了証明書が発行されます。
Step 4: 指定試験機関で学科試験を受験する
修了証明書を持って、指定試験機関で学科試験を受験します。実地試験はスクールの修了審査で免除されます。
Step 5: 技能証明書の交付申請
学科試験に合格したら、国土交通省に技能証明書の交付申請を行います。
民間資格との関係
2025年12月の審査要領改正により、民間資格による飛行許可申請の簡略化が廃止されました。今後は国家資格の重要性がさらに高まると考えられます。
詳しくは「民間資格は不要に?2025年12月の改正内容」をご覧ください。
まとめ
ドローンスクールを選ぶ際は、以下の5つを確認しましょう。
- 登録講習機関として登録されているか
- 取得したい資格に対応しているか(一等 or 二等)
- 費用が相場の範囲内か
- カリキュラムの内容(実技時間、使用機体等)
- 通いやすさとスケジュール
国家資格の詳細は「ドローン国家資格の種類と取得方法|一等・二等の違い」、ドローン関連の全手続きは「ドローンの全申請手続きまとめ|必要書類一覧」をご覧ください。