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ドローンの登録記号の調べ方・表示方法

この記事でわかること

ドローンの機体登録が完了すると、JUから始まる登録記号が付与されます。この登録記号は機体に表示する義務があり、表示の文字サイズや位置にもルールがあります。

この記事では、登録記号の調べ方表示のルール(文字サイズ・位置・素材)、表示しなかった場合の罰則、そして実務的な表示方法のコツまで解説します。

登録記号とは

登録記号とは、機体登録が完了した際に国土交通省から付与される機体固有の識別番号です。自動車のナンバープレートに相当するもので、「JU」で始まる英数字の組み合わせで構成されます。

登録記号の形式

登録記号は以下の形式で付与されます。

  • JU + 数字(例: JU1234567890)
  • 1つの機体に対して1つの登録記号が付与される
  • 登録記号は所有者が選ぶことはできず、自動的に割り当てられる

登録記号の役割

登録記号には以下の役割があります。

  • 機体の特定: 飛行中のドローンがどの機体かを識別する
  • 所有者の特定: 登録記号から登録情報を照会し、所有者を特定できる
  • リモートIDとの連携: リモートIDが発信する情報に登録記号が含まれる
  • 飛行許可との紐づけ: 飛行許可申請時に登録記号を使って機体を特定する

登録記号の調べ方

DIPS2.0で確認する方法

自分の機体の登録記号は、DIPS2.0のマイページから確認できます。

  1. DIPS2.0にログインする
  2. 「無人航空機の登録手続き」を選択する
  3. 登録済み機体一覧を表示する
  4. 該当機体の登録記号(JU番号)を確認する

登録完了直後の場合は、登録完了通知メールにも登録記号が記載されています。

登録記号を忘れた場合

登録記号を忘れてしまった場合でも、DIPS2.0にログインすれば確認できます。機体の製造番号から該当する登録を検索することも可能です。

DIPS2.0のアカウント自体にアクセスできなくなった場合は、ヘルプデスクに問い合わせてください。

他人の機体の登録記号を照会できるか

登録記号から所有者情報を一般の方が照会することはできません。登録情報の照会は国土交通省や捜査機関など限られた機関に限られています。

登録記号の表示義務

表示義務の根拠

航空法では、登録を受けた無人航空機の所有者に対して、機体の見やすい箇所に登録記号を表示する義務を課しています。

表示義務に違反した場合は、50万円以下の罰金の対象となります。

表示のルール

登録記号の表示には、以下のルールがあります。

項目 ルール
文字の高さ 25kg未満の機体: 3mm以上 / 25kg以上の機体: 25mm以上
表示位置 機体の外部の容易に確認できる箇所
耐久性 容易に消えない方法で表示する
視認性 機体の色と対比できる色で表示する

文字の高さの基準

多くの一般的なドローンは25kg未満に該当するため、文字の高さは3mm以上が基準です。3mmは非常に小さいため、実用上は5mm〜10mm程度で表示するのが見やすく推奨されます。

25kg以上の大型機(産業用ドローンなど)の場合は25mm以上の文字サイズが必要です。

表示位置の選び方

以下の位置に表示するのが一般的です。

  • 機体の底面: 着陸時に確認しやすい
  • 機体の側面: 飛行前点検時に確認しやすい
  • バッテリー収納部の近く: バッテリー交換時に目に入りやすい
  • アームの上面: 機体上部から確認しやすい

特に決まった位置はありませんが、容易に確認できる場所に表示する必要があります。プロペラの回転範囲やカメラの視界を妨げない位置を選びましょう。

実務的な表示方法

テプラ・ラベルシールで表示

最も手軽な方法は、テプラ(ラベルライター)でラベルを作成して貼り付ける方法です。

  • メリット: 簡単に作成できる、文字サイズを自由に設定できる、貼り直しが可能
  • デメリット: 防水性が低い場合がある、時間とともに剥がれる可能性がある
  • コツ: 耐水性のラベルテープを使用する。機体に貼る前に表面をアルコールで脱脂すると密着度が上がる

ステッカー専門業者に発注

耐候性の高いステッカーを専門業者に発注する方法もあります。

  • メリット: 防水・耐UV性能が高い、見た目がきれい、長期間持つ
  • デメリット: 発注してから届くまで数日〜1週間かかる、1枚あたりのコストが高い
  • コツ: 複数台分をまとめて発注するとコストを抑えられる

油性マーカーで直接記入

小型機の場合は、機体に直接油性マーカーで記入する方法もあります。

  • メリット: すぐにできる、コストがほぼかからない
  • デメリット: 見た目が良くない場合がある、時間とともに薄れる
  • コツ: 白い機体には黒の油性マーカー、黒い機体には白の油性マーカーを使い、視認性を確保する

刻印・レーザーマーキング

産業用ドローンやカーボンフレームの機体では、レーザーマーキングや刻印による表示も行われています。

  • メリット: 消えない、耐久性が最も高い
  • デメリット: 専用設備が必要、一度刻印すると修正できない

登録記号とリモートIDの関係

登録記号はリモートIDが発信する情報の一つです。機体登録が完了したら、リモートIDの設定画面で登録記号を入力(または書き込み)する必要があります。

内蔵型リモートIDの場合

DJI製の多くの機体など、リモートIDが内蔵されている機体では、メーカーのアプリ(DJI Flyなど)から登録記号を入力します。機体登録の完了後に必ず登録記号の書き込みを行ってください。

外付けリモートIDの場合

外付けリモートID機器を使用する場合は、管理アプリで登録記号を書き込みます。書き込みが完了した後に、リモートIDが正しく登録記号を発信しているか確認してください。

リモートIDの詳しい解説はドローンのリモートIDとはの記事をご確認ください。

登録記号の変更

登録記号は変更できるか

一度付与された登録記号を任意に変更することはできません。登録記号が変わるのは、以下の場合のみです。

  • 登録を抹消して再登録した場合(新しい記号が付与される)
  • 登録が失効して再登録した場合(新しい記号が付与される)

更新しても登録記号は変わらない

機体登録を更新した場合、登録記号はそのまま維持されます。機体に表示している登録記号を変更する必要はありません。

機体登録の基本的な手順はドローン機体登録のやり方の記事で解説しています。

よくある質問

登録記号のシールが剥がれてしまいました。飛行できますか?

登録記号が確認できない状態での飛行は表示義務違反となります。飛行前に登録記号が読み取れることを確認し、剥がれている場合は貼り直してから飛行してください。

登録記号を機体の内部に貼っても大丈夫ですか?

登録記号は機体の外部に表示する必要があります。バッテリーカバーを開けないと見えない場所や、機体の内部は表示場所として認められません。

複数のバッテリーを使い回す場合、バッテリーにも登録記号を表示すべきですか?

登録記号の表示義務は機体本体に対するものであり、バッテリーへの表示は義務ではありません。ただし、複数台の機体を運用する場合に、バッテリーと機体の対応を管理する目的で表示することは有用です。

まとめ

ドローンの登録記号は、機体登録完了時に自動的に付与されるJUから始まる識別番号です。DIPS2.0のマイページからいつでも確認でき、登録完了通知メールにも記載されています。

登録記号は機体の外部の見やすい箇所に表示する義務があり、文字の高さは25kg未満の機体で3mm以上、25kg以上の機体で25mm以上です。テプラやラベルシール、油性マーカーなど、容易に消えない方法で表示してください。

表示義務に違反すると50万円以下の罰金の対象となるため、機体登録後は速やかに登録記号を表示し、飛行前に表示が読み取れる状態にあることを確認する習慣をつけましょう。

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